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人生100年時代における時間リテラシーの磨き方

 

巷で話題になっている『LIFE SHIFT』を読みました。

 

一言で言うと、「100歳まで長生きするんだったら、どんな風に生きていけばいいの?」という本です。

本の内容については、わかりやすくまとめてくださっている方がいるので、そちらを読んでいただければ理解が早いかと。

 

なので、僕の読書感想文を書きます。

 

人生100年時代の必要な能力や有形/無形の資産など、生まれた年代やライフステージごとに、ためになることがたくさん書いてありますが、僕が個人的に大事だなと感じたのは時間に対する考え方です。

 

 

戦前は50年しか生きられなかったものが、これから生まれてくる人達の50%は100年以上生きると言われています。

そうすると単純に、失敗のリスクは半分になり、チャンスは2倍に、もちろんモラトリアムもボーナスタイムで大放出。人生100年時代では、10年間の空白ですら誤差なのです。

 

 

例えば余暇の過ごし方。

(以下、抜粋)

 

 

平均寿命が延び、無形の資産への投資が多く求められるようになれば、余暇時間の使い方も変わる。時間を消費するののではなく、無形の資産に時間を投資するケースが増えるだろう。レクリエーション(娯楽)ではなく、自己のリ・クリエ-ション(再創造)に時間を使うようになるのだ。

 

「労働時間の節約は自由時間を増やす。つまり、個人の発達を完成させるための時間をもたらすのである」とカール・マルクスも述べていた。

 

リ・クリエーションは個人単位で実践されることが多く、一人ひとりが自分なりにリ・クリエーションとレクリエーションを組み合わせて余暇時間を形づくるようになるだろう。

 

(ここまで)

 

 

テクノロジーの進化や、ワークライフバランス、なんちゃら改革のような動きが次第に存在感を増すようになってきている流れの中で、学校や職場以外の場所で過ごす時間が増え、その時間で何をするのかということの比重も同様に増して来ています。

 

個人的には、時間割通りに授業を進めることよりも、小学校から「時間」の授業を真っ先にした方がいいとも思ったりしますが、僕はすでに旧来の学校を卒業してしまったので、大人になってからやっとこさそういうことに気付き始めたわけです。

 

 

 

習慣づくりに関する記事でも少し触れましたが、いくら長生きすると言っても、暇な時間をずっと食っちゃ寝で過ごしていたら1億年と2千年あっても時間が足りません。無意識でいると、どうしてもサボったり楽な習慣に流されてしまうものです。

 

1日3分ずつでも、カップラーメンが出来るまでの間に「この時間を未来のために使えないか?」と気にしながら生活してみると、ちょっと違う考え方ができるようになるのではないでしょうか。

 

本書にあるとおり、自分でレクリエーションとリ・クリエーションを組み合わせて、友達と飲み会をしたり、本を読んだり、筋トレしたりしながら、人生100年のうちどこを切り取ってみても納得のいく、豊かな時間を社会全体で共有していく未来を期待しています。

 

 

願わくば、晴れ間に来てくださった人たちが、レクリエーション仲間、リ・クリエーション仲間をどんどんつくって、みんなで100歳まで笑って過ごしたいものですね。

 

 

ではでは。

 

まさのり