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VUCA時代のVACA力(ばかぢから)

 

「今の若者は安定志向」と言われて久しいですが、「安定」と「変化がない」というのは別物ですよね。

僕もご多分に漏れず、普通に大学を出て、普通に就職しようと思っていました。

 

が、辞めました。

それが「安定ではない」と気づいたからです。

 

「安定してるからとりあえず公務員かな」「いい大学に進学しておけばなんとかなるかな」みたいな若者がたくさんいる一方で、YouTuberなど時代の波に乗って成功している若者にも注目が集まっています。

 

この違いは何でしょうか?

 

1つの仮説は、「VUCA(ブーカ)」に対応しようとしているかどうかだと考えています。

 

 

VUCAとは、もともと90年代以降の戦争用語として使われていたものですが、だんだんビジネスの世界でも浸透してきたようです。

 

すなわち、

①Volatility  ― 変動性(ITによって常にいろんなものが急速に変化し続けている)

②Uncertainty  ― 不確実性(環境変化のスピードが速くなっているため、同じことを続けていても通用しなくなってしまう)

③Complexity  ― 複雑性(成功事例を真似ようとしても、そこにはいろんな要因が複雑に絡み合っており、答えを見つけにくくなっている)

④Ambiguity   ― 曖昧性(これからどの分野がどうなっていくのか、曖昧で捉えにくくなっている)

 

といったような要素をまとめて、「VUCA」といいます。

 

これが何で個人の生き方や働き方と関係があるのかというと、一部の哲学者のような人たちを除いて、大半の人は、TVやスマホや友達の噂話など、外部の情報を取り入れながら日々考え、判断し、行動しているわけです。

 

しかし、もしかすると知らず知らずのうちに、安全な波打ち際からサメのいる沖まで流されてしまうかもしれません。

 

 

ライフネット生命保険をつくった出口会長は、インタビューの中でこう語っています。

 

 (以下、抜粋)

 「世の中には大きな波、中くらいの波、小さな波の三種類の波がある。風が吹かなければ凧は飛ばないように、大きな波には逆らえない。世界や日本が向かう方向(大の波)と、周囲の状況(中の波)、その中での自分のポジション(小の波)がうまく絡み合って、はじめて起業が成り立つ。

 

 「起業したいという想いを10年持っていたら起業できるわけではなく、何歳で起業するかも選べません」

 

 「棚から牡丹餅だった」と話すが、〈志〉と〈算数〉の他に起業に必要なものは〈運〉だという。運とは、餅が落ちそうな時に近くにいること。

 

 「ただ、餅が落ちてくるのを見ているのは自分一人ではありません。棚から牡丹餅が落ちてくる時に全力で走れる準備ができていること。それではじめて競争相手よりも早く牡丹餅を手に入れることができるのです」

(ここまで)

 

 

ここで言いたいのは、「誰でも彼でも起業したらいい」ということではなくて、自分の心地良い生き方や、しっくりくる働き方を見つけるには、ある程度は波の動きを見た方が、泳ぎやすいんじゃないかな、ということです。

 

そこで、VUCA時代の波に乗るためのVACA力(ばかぢから)というのを考えてみました。

 

(1)Vitarity  ― 活力(気合と根性)

(2)Ability   ― 能力(1つの職種・スキルにとらわれない)

(3)Charm    ― 魅力(女は度胸、男は愛嬌)

(4)Accomplice ― 共犯力(面白そうなものには乗っかってみる)

 

こうやって並べて見ると、身の回りで楽しそうに生きている人たちに、共通するものが見えてきませんか?

 

変化を楽しみましょう!

 

 

ではでは。

 

まさのり