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秩序がなくともピースは成り立つ

カレーが好きだ。

 

どれくらい好きかというと、

週のうち4日間、朝昼晩と食べ続けたことがあるくらいには好きだ。

 

好きというよりも、

もう食べ物という次元を超えて尊敬してさえいる。

 

カレーというものは海のように奥深い。

 

 

たいていの食べ物には、レシピがある。

適切な食材、適切なカット、適切な味付け、適切な調理時間。

それらが組み合わされることで「美味しい」が生まれる。

 

だが、カレーはどうだろう。

もちろん、プロの味は常にベストが探求されており、そこにはレシピという秩序があるだろう。

しかし、一般家庭でつくられるカレーについて言うと、それがない。

 

むしろ、材料を入れればいれるだけ美味しくなり

煮込めば煮込むだけ美味しくなり

時間を置けば置くだけ美味しくなる。

 

にんじん、じゃがいも、etc.... など、いつものメンバーはもちろんのこと

かつおぶしと、焼肉のタレと、チョコレートが喧嘩せず共存できるなど、誰が予想しただろうか。

おそるべき、リーダーシップである。

 

 

更に、カレーの凄さはその内側だけに止まらない。

ご覧いただいたのは、グーグル画像検索での「カレー」の検索結果だ。

 

全てが同じ食べ物には、到底見えない。

ルー自体の色味や質感も異なれば、主食もごはんやパン、うどんなど様々だ。

そのリーダーシップは「美味しい」という結果を求めて

多種多様な手段を産み、周囲にも影響を与えているのだ。

 

そして最も注目すべき点は

「カレー(curry)」という食べものは、日本、インド、タイ、スリランカなど

世界中にあり、どの国でも国民食として愛されていることだ。

 

言葉の壁を超えて、お互いに自慢の国民食を振る舞う。

そこに言葉は必要ない。

ノンバーバルなコミュニケーションによって

生み出される「これがカレーか」という驚きと喜びは、まさにピースだ。

 

 

NO CURRY NO LIFE

カレーは世界を平和にする。

そう信じている。