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晴れ間2.0

最近、『お金2.0』という本を読みました。

そこで、「晴れ間2.0」について考えてみたので書いてみます。

 

99.99%『お金2.0』の受け売りですが、価値主義における価値の3分類は、

  1. 有用的な価値…普段お店で野菜を買ったり、スタバでコーヒーを飲んだりするように、実際の物やサービスとして役に立つかどうか。
  2. 内面的な価値…インスタにスタバのなんちゃらフラペチーノをアップして「いいね!」が増えるとうれしい。そのためなら多少お金や時間がかかってもいい。
  3. 社会的な価値…ごみ拾いをするとか、みんなにとっていいよね、というものほど価値がある。 

というのが僕なりのざっくりとした理解です。

 

これらの視点を参考にして、晴れ間をアップデートした「晴れ間2.0」として考えてみます。

①有用的な価値

晴れ間と比べると、ハードとしての価値は、隣の出石町スタジオの方が、おしゃれだしキッチンも使い勝手が良く、機能性が断然高いです。なので晴れ間と比べて高めの料金設定でも使いたい人がたくさんいる。

 

また、ソフトとしての価値を同じ尺度で考えると、「友達の家」ってサービス業ですか?小中学生の頃、友達の家に遊びにいくのにお金を払ってましたか?という点で整合性がとれなくなります。

②内面的な価値

そこで、次の「内面的な価値」ですが、「面白い人に会える」「ぐだぐだしてても周りもみんな楽しそうでなんだか嬉しい」「ありのままの自分を出しても認めてくれる」というところに価値を見出しているような価値観。

 

これまでの晴れ間の歩みを振り返ると、2011年から雑貨屋→寄付制フリースペース→料金制コミュニティースペース→友達の家(いまここ)、という流れがあったわけですが、晴れ間に関わってくださるみなさんは、①よりも②の尺度で価値を感じているという認識をしています。僕たちが最初、まだ晴れ間が生まれるずっと前から言っている「心身ともに健康」な状態。

 

ところが、俗にいう「大人」たちは、「なんだ、最近の若者は、儲からんことばかりしてけしからん!何がしたいのかさっぱりわからん!」みたいなイメージを晴れ間に対して感じていると思います。

 

今はまだ、この①と②のギャップが大きい状態です。 

③社会的な価値

最後に、「社会的な価値」については、晴れ間の位置する「カルチャーゾーン」は、そのように呼ばれはじめて30年も経ちますが、出石芸術百貨街、岡山芸術廻廊、国吉祭、など出石町の人達が長く積み重ねてきたことに加えて、出石のシンボルである福岡醤油建物がこの度プロパーで復活する、と。

 

周辺でも、旧内山下小学校、旧後楽館高校、岡山市民会館など、社会的な再投資が連続で進んでくると、2019年にもまた瀬戸内国際芸術祭がありますし、「いいことしてるのに儲からない」という尺度だけで物事を捉える人には啓発的な効果は期待できます。

 

昔は、儲かっている企業が、CSRやメセナの一環で社会にいいことしようぜ、と文化活動に資金を投じてきたわけですが、今度は、市民の目線でも「出石のような古い看板建築が残っている地域も、今見るとなかなかおしゃれだね!」とか「岡山は芸術にも力を入れてるんだね!」という認識が外の人にも伝わりやすくなります。きっとカルチャーゾーンの価値があがってくる。

 

晴れ間が外部に対して直接そのような取り組みをしていくかどうかはまだはっきりとしませんが、「社会的な価値」を求めている人たちがだんだん周りに増えてくるので、その流れの中で、晴れ間はどのようにアップデートしていくのか、ということも考えたいなあと思っています。

まとめ

まとめると、こうしたちょっと先のことが見えかけてきた頃合いだということで、だんだん②から③に人が波のように流れていく(完全移行ではなくグラデーション)という仮説のもとに、今後の晴れ間の在り方が見えてくれば、そしてまたそれをきちんと皆さんの期待に応えながらアップデートできれば、喜んでいただける人ももっと増えて楽しくなるんじゃないか、ということで、「晴れ間2.0」について考えてみました。

 

 

 

ではでは。

 

 

まさのり